センサー情報収集

2015年2月13日 - 未分類

iTelepass02では、dataCaptureというデーモンが常時、動作しています。dataCaptureが動作しているかどうかは、serverCheckアプリで確認できます。

servercheck0218

check dataCapture Serverの下に、プロセス番号のある行が表示されていれば動作しています。何も表示されない場合には動作していません。startボタンを押しても表示されない場合には、iTelepass02を再起動してください。

dataCaptureはNode.jsでcron動作しています。dataCaptureの仕事は以下のとおりです。

dataCaptureは、常に、

/home/coder/coder-dist/coder-base/config/saveCamSchedule.txt

のファイルが更新されたかどうかを監視しています。このファイルが変更されたら、その変更を反映します。このファイルは、CameraScheduleアプリで変更されます。

dataCaptureは、10分毎、00秒の時に、アイティプランターの温度センサー、水位センサー、照度センサーの値を読み込んで、

/home/coder/coder-dist/coder-base/data/itplanterCapturedData.csv

に追記していきます。測定結果は、highchartGraphhighchartscatterアプリでグラフ表示できます。highchartGraphは、X軸を均等間隔で表示します。highchartscatterは、X軸を測定日時で表示します。dataCaptureサーバーが正常に動作し続けていれば、どちらも同じグラフになります。dataCaptureサーバーが動作していない期間があれば、highchartscatterの方が正しい表示になります。でも、見た目は、X軸均等間隔で表示するhighchartGraphの方がきれいに見えます。

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マウスでグラフをドラッグすれば、拡大表示もできます。

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ファイル共有機能を使って、ファイルをパソコンに取り込んでエクセル等の作表ソフトでグラフ表示することもできます。

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/home/coder/coder-dist/coder-base/data/ または、/mnt/data まで開いていって、ファイルをドラグ&ドロップでダウンロードします。また、ディスクフルになると、それ以上の記録は行えないので、ディスクが一杯になる前に、古い測定データは消去してください。

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ラジオボタンで表示する項目を変更できます。水位を選んだ場合には、静電容量型水位センサー の値を読み込みます。

itelepass02-003

静電容量型の水位センサーは、内臓はしているのですが、量産時にセンサーの測定値に大きなバラツキがでたために利用していなかったものです。あくまでも相対的な値ですが、水位変動グラフにはなっていると思います。

照度変化のグラフは、

coder010-1見みたいな感じです。夜間の消灯時間は、照度0になってしまいます。植物の吸収スペクトル変化の情報になるので興味深いですね。照度というものの、実際には、反射光量です。植物が育つほどに小さくなる値です。この情報を元に、生長グラフも表示したいですね。

 

注意

水位センサーは、ポンプユニットに内蔵された静電容量型センサーを使っています。静電容量型センサーは、どうも温度依存性があるようで、温度が低くなると、水位センサーの値も小さめになります。

また、水位の急激な変化には、追従できません。値が安定するまで、1時間くらいかかるようです。

 

water-temp

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